お別れ

基本的に仕事中は携帯は鞄の中
お昼休みと午後休憩15分あるので
そのときにチラッと見るくらい

午後休憩後
やけにバイブがなってるなと思って
チラッと見てみると
母からできたら祖母のところに来て欲しいと
LINEが入ってました

おそらく病院にいるようで
詳細は父と連絡を取ってほしいと
父に電話をしてみると
落ち着いたようだから来なくていいとのこと

母に連絡取れた旨伝えて
携帯気にしてるから
なんかあったら連絡して欲しいと
LINEをすると
声が聞こえてるうちに来て欲しいと
返信があり、
会社に伝えて早退したのが
17時前

会社から病院が1時間ちょっと
病院に向かっている途中で
父から亡くなったことを知らされました

もうちょっと早く気付いていれば
気付いてすぐ会社を出ていればって
思ったし

病院から母に連絡があったのが
午前中だったって聞いて
その時に連絡くれてればとも思ったし

明日から仕事だからって
なんでお正月に会いに行かなかったんだろう

と、なくなってから40分後に病院について
後悔ばかり

状況的に
ゆっくり死に近づいていることは
聞かされていたし
苦しい思いをするくらいなら
って思ったのも確かだけど
やっぱりやりきれない、悲しい

病院には
両親と、叔母叔父、従兄弟がすでに居て
ばーちゃんにお別れをしてました

とはいえ、悲しんでばかりもいられず
大人たちはお葬式の相談もしなければいけません

病院には連携している葬儀会社
ってのがあるらしくて
そこをそのまま使うか、別のところでやるか
話し合い

ばーちゃんのいた病院のルールだから
仕方のないことなんだろうけど
別の葬儀会社を使うにしても
亡くなった病室から霊安室までは
病院連携の葬儀会社が運び
別の葬儀会社へは霊安室での引き渡しになるんだって

病室から霊安室に運ぶのに
連携の葬儀会社にも料金が発生
おかしくな~い?

大人たちは決めなきゃいけないことがあるので
そのまま病院に残り
病院に居たわたし含めた孫4人が
ばーちゃんちの掃除のため
ばーちゃんちに行くことに

今回の選抜メンバーが
孫の中でもぼんやりしたメンバー達で
一番しっかりしてるのが
孫最年少のJK
ちなみにわたしが最年長

掃除の前に腹ごしらえが必要と
マックで寄り道
最年長なのでご馳走させていただきましたが
さすが若者
セットのほかにナゲットや、チョコパイも食べるのね
わたしも大食いだけど、さすがにびっくり
あんなに細いのに。。。

ばーちゃんちについて
早速食べようとすると
病院出発するよと親からLINEあり

大急ぎでマックを食べて
掃除開始
っていっても、人が入れるように
1階の荷物を2階にあげるだけなんだけど
結構な量があって
若者パワーであっという間
すげ~

ばーちゃんが帰ってきて
親達は葬儀屋さんと本格的に
お葬式の相談

そのままいてもなにもできることはないので
ばーちゃんに一旦お別れして帰宅

一回り下の従姉妹の彼が
わたしの住む街の隣の隣の町に住んでいて
翌日の仕事のことを考えて
彼のうちに帰るという従姉妹と途中まで一緒
ひとりじゃなくてよかったよ

じーちゃんのときも、
おじちゃんのときもそうだったんだけど
ずっと悲しんでいるわけじゃなくて
久しぶりに会った親戚と昔話をして泣き笑いしたり

翌日は
出勤しようと思えばできたのだけれど
仕事も立て込んでるわけでもなく
仕事するテンションでもなかったので
家でひとりで喪に服すことにしました
ばーちゃんからもらった臨時休暇です

斎場が混んでいるらしく
通夜や告別式はもうちょっと先
ばーちゃんはおうちで娘達と過ごすようです
わたしも、週末また会いに行こうと思います

正直まだ実感がわかないっていうのが本音

母に化粧をほどこさればばーちゃんは
ピンクのアイシャドウがやけに気になった(笑)

その後従姉妹によってさらに手が加えられ
病気の時より元気そうな顔になってました

後日さらに妹によって
手を加えられているらしい
持つべきものは化粧上手な孫だね