いつかの週末

金曜夜
仕事を終えて実家へ
引越ししてまだ数週間なのに
ずいぶん久しぶりな気がする

前に買った雑誌の付録の買い物バッグが
引越しのごたごたでどこかへ行ってしまったので
リサラーソンのショルダーバッグ付録の雑誌を購入
買物バッグとしてじゃなくて
お泊りにちょうどいいサイズ
チャックも閉まるし
最近の付録って超豪華よね
雑誌と付録とどっちが付録だか
わからないもの
今回も雑誌はパラパラめくって
実家に置いてきたから(笑)

実家の自分の部屋は
思って以上に片付いてなかった(笑)
帰った日の実家めしはブイヤベース
魚介がごろごろ入っているのです
ひとりじゃ絶対作らない
おいしゅうございました

土曜
母についてばーちゃんのお見舞い
仕事の日より早く起きて出発
痴呆がすすんだと言っていたので
ちょっと心配してたけど
ちゃんとわたしのことは分かってくれたよ
会った時はぼーっとしてたけど
だんだん覚醒されて、
後半は結構普通に話ができた

母も波があるって言ってたし
この前妹が言った時には孫の名前は
わたししか出てこなかったって言ってたので
わたくし、初孫なので、超溺愛されているのです
ひ孫の顔みせられなくてごめんよ

楽観はできないけど
おそらく痴呆ってなった本人は
不幸ではない気がするんだよね
どちらかというと記憶をなくしていくのが
わかる身内がかなしいし、しんどい

ばーちゃんのことは心配だけど
病院に入っている以上
わたしにできるのは顔をみせることくらいなので
時間をみつけて会いに行く
あと、妹たちと協力して
母のフォローもしていきたいところです

おばも来てたので
久しぶりに一緒にご飯を食べた
おばはおばで、いろいろ問題を抱えているので
それも心配
今、姪っ子が死ぬほどかわいい私としては
わたしのことを超かわいがってくれたおばだから
姪の立場でできる限りのことはしたいと思うよ
まあ、なんもできないんだけどさ

ばーちゃんも、母もおばも
人生の先輩女性として
結婚して、子供産んで、年重ねてってして
第三者から見ると
それでも、子供がいるからいいじゃないと
思うけど
それでも、いろいろ大変そうで
自分があと数十年して
あれくらいの年になったときに
どんなことで悩んでいるんだろ?って
ちょっと思ったりもしました
まあ、なるようにしかならんのだけどね

ばーちゃんの調子も良かったので
途中で寄り道して買物したりして帰宅

なんだかひどく疲れていたので
バタンキューで昼寝っつうか夕寝?
しばらくすると夕飯買いに行くぞと起こされ
スーパーで買物
実家だから、お寿司とか買っちゃうよ(笑)

部屋はテレビがないので
iPhoneの小さな画面で
見たかったけど、見れてなかった
プリンセスメゾンと、吉祥寺だけが住みたい街ですか?
をみながらおやすみなさい

日曜
そろそろ部屋の掃除をと思いつつ掃除
なんだけど、やっぱり掃除は苦手で嫌い
出てくるものに目を通してたら
掃除はすすまんよね(笑)
ばっくれるつもりはないので、
長い目で見ていただきたい

お昼は長チャ
皿うどんの麺を倍にしたら
超山盛りきてびびった(笑)

部屋の掃除はさほどすすまなかったけど
晩ごはん食べて、行ってQ見て、
駅まで送ってもらって帰宅

なんかね、帰りの電車が超さみしくてね
友達と遊んで帰るとか
ぷーさんちからの帰り道とか
ぷーさんが帰った後とか
それなりに寂しいんだけど
それとは全く別物で
電車の中で泣きそうになり
家に帰ってちょっと泣いてしまったよ

実家はやっぱり居心地が良くて
食べ物もそうなんだけど
シャワーの水勢が強くてびびったり
洗面所や台所が広かったり
共有スペースの電気が自動になってたりで
新居との違いをまざまざと感じました
当たり前のようにいた環境が
今の身の丈にあってるものではなかったんだなと
改めて実感できたのであります

実家の恩恵生活は楽で便利だけど
身の丈生活をして
自分が今どんなもんなのか知れただけでも
家を出た意味があったのかなと思います

実家で数万生活費を渡して
貯金を増やすのはいいことだと思う
私もずっとしてきたし

でも、いくら生活費を入れても
手伝いをしていても
それはやっぱり恩恵生活で
ちょっと前の自分に渇を入れてやりたいと思いました