ありがちすぎでへこんだ話

駅を出た瞬間から
いやな予感はしてた

前の人が空を仰いでたし

でも、野菜なんもないし
買物行きたかったから
パラパラ降ってるなと
思いながら

まだ大丈夫だろうと
駅からちょっと離れた
スーパーに向かって歩いてた

スーパーまであと少しのところで
急に本降りになった

晴れた日も折り畳み傘は
鞄の中に入っているのに
こんな日に限って入ってなかった

スーパーまで行っちゃうか
駅のほうに戻って傘を買うか考える

考える間もどんどん濡れていくもんだから
帰りも濡れるのは嫌だなと思って
走ってコンビニまで戻ったんだ

髪も服も濡れててさ

他のものには目も向けず
傘だけを買った

店員さんは何も言わず
包装をはずして
すぐ使えるようにして渡してくれた

さあ、これで安心して
買物して帰れると思ったら
雨は止んでたんだ

色が濃くなったアスファルトから
もわっとした蒸気を感じながら
スーパーに行ってもやしを買った


とまあ、
傘買ったら雨止んでた
ってだけの話

たった500円
されど500円
悔しいわ~~

先日電車に傘を置いてきたから
その代わりだと思って諦め。。。。
られないわ!

途中で変な感じの文章になってたから
雰囲気だけの小説風に書いてみた

落ちはない(笑)