吹奏楽ブラック部活問題

その番組は見ていないけど

話題になってるので乗っかってみる

わたしも吹奏楽部だった

確かにきつかったけど、

自分の意思でやってたからね

まあ、わたしのいた学校でも

腱鞘炎とか過呼吸とか

プレッシャーにやられたとか

不調をきたす人は少なかった

きつい練習を課すようなところだったら

大きな規模でやってるところでしょ

たとえ誰かが辞めてもかわりはいたのでは?

吹奏楽のコンクールって

わちゃっといるから全員で出てると思われがちだけど

全国大会まであるAグループで出られるのって

人数決まってて、

大規模な学校はAとDとか複数グループで出るから

楽器によっては結構メンバー争い激しかったりするのよ

しかも争い好きな女子が多いでしょ

そもそもブラック部活のトップの顧問って

コンクールでいい成績を取れば

自身の功績にはなるのかもしれないけど

上の大会に行きたいって

一番強く思ってるのは部員だからね

特に3年生はコンクール敗退は

そのまま引退を意味する訳ですよ

1回でも多くみんなと演奏したいって思うじゃん

その希望を叶えるために顧問は

指導してくれてるんだとわたしは思ってたよ

当時の顧問の年齢に近くなった今思えば

会社勤めしてたら部下何人もいる年だよ

朝練、部活動、夏休みもほぼ休みなしで

暑い中声がかれるまで指導して

女子の多い高校生のいざこざの

仲裁までやらされて

悪口言われて、嫌われて

わたしたちの顧問は自分のお子さんもいたのに

部活優先してくれて

手当てが出るわけでもなかったろうに

何のためにそんなにがんばれたんだろう

って思う

当時学校にエアコンなんてなかったから

当然冬は寒くて夏は暑い

音程あわせるなんて大変なことよ

それでも怒鳴られながら

何度も何度も練習して感覚をつかんでくんだよ

気が遠くなるような話よね

吹奏楽をブラック部活というなら

誰が誰の利益のために

厳しい練習を課しているのかを考えれば

それは行き過ぎた指導であって

改善は必要だけど

会社や経営者の利益のために

社員を酷使するブラック企業とは異なるものだよね

とわたしは思いました

前にも書いた気がするけど

吹奏楽部での経験は

もう一度やれと言われたら

全力でお断りしますが、

わたしの人生のなかで

もっともキラキラしてて

みんなに自慢したいくらいステキな思い出なのです