かくかくしかじか を読んで

超個人的主観の感想

妹と、友人にすすめられてたんだけど

買うほどでもないし、

ネカフェに行った時にでも読むかな

と思ってたんだけど

レンタルにあって

5巻完結だったから借りてみた

以下ネタバレ含みますので、要注意

まず、自伝だってことを知らなかった

ずいぶん長い前書きだなと思ってたら

とっくに本編に入ってたよ

結果から先に言うと

私には刺さらなかった

好きじゃない人の自伝読んでも

おもしろくない(爆)

最初から先生とお別れに向かってたし

先生はひたすらかっこよかったし

そんな先生に出会えた作者がうらやましかった

心から信頼できる大人と出会えることって

奇跡だと思うから

だからこそ

読んでてずーっと苦しかった

本当のことは

本人にしかわからないんだと思うけど

この漫画の主人公は

ずっとクズだった

クズが悪いと思うわけじゃない

若い時なんて程度の差はあれ

みんなクズだと思ってるからね

でも、そんな主人公を心配して

まっすぐ向かってくる先生に

全力でぶつかってくる先生と

向き合うことを避け続けたのが憎い

この先生を先生と慕う人は

ほかにもたくさんいるんだろうな

ちゃんと向き合わなかったくせに

都合よく美化して

先生を語るなって思う

漫画家としては

ヒット飛ばし続けて

一流なかもしれないけど

人として好きじゃない作者に

こんなステキな先生がいて

周りにいる人たちにも恵まれて

しかも美人だし(笑)

嫉妬なのかもしれないな

すすめてくれた妹に

イマイチはまれなかったと言ったら

若い頃って

自分を思ってくれる大人に気付けなくて

ないがしろにしちゃうんだよ

後悔があって、それに気が付く

ちなみに

あなた(私)にとって、それは父だよ

って

ぐうの音も出ません

上で書いた主人公への批判は

そっくりそのまま自分に返ってきました。

父が死んだら共感できるはずだから

もう一度読めと妹に言われたよ

私よりぜんぜん大人じゃないか!